ジェトロサンパウロ主催、在サンパウロ日本総領事館並びにブラジル日本商工会議所協力による第13回新型コロナ対応状況説明会は、2020年8月19日午前9時30分から10時30分まで52人が参加して開催。ジェトロサンパウロ事務所の松平史寿子次長は、「コロンビアにおける新型コロナウイルスに関する現状 」をテーマに講演するジェトロ・ボゴタの豊田哲也所長を紹介。初めに駐在員・新規赴任者の入国やオフィス再開に関する6問のアンケートを行った。上田領事は出入国時の航空会社のPCR検査など注意事項について説明した。
ジェトロ・ボゴタの豊田哲也所長は、コロンビア国内のCOVID-19の感染状況及び推移、国内の分布状況、周辺国との比較、活動規制・再開の動きでは、経済活動範囲の拡張、試験営業、隔離明けの9月に向けての再開。経済対策では生活支援、企業支援・雇用維持、個別業界支援、財政・金融政策、貿易関連。GDP伸び率、経済活動指数、貿易、インフレ指数の推移。経済・産業への影響ではGDP成長率の予想修正、財政規律、格付け推移、ECOPETROLの投資計画や格付け、Avianca航空破綻、外食レストラン、企業の再開状況。ドゥケ大統領の支持率推移などについて説明した。
質疑応答では学校や日本人学校の再開、港湾関係の動き、鉱山部門のCOVID-19対応、医療レベルや病院選択、比較的低いGDPの落込み要因、ワクチン開発状況、投資適格級、外資による投資案件の動きなどで意見交換された。
第13回ブラジル等における新型コロナ対応状況(報告会)「コロンビアにおける新型コロナウイルスに関する現状 」(ジェトロ・ボゴタの豊田哲也所長 2020年8月19日)