連邦政府は、COVID-19パンデミック対応策として今年4月から導入していた雇用並びに所得メンテナンス向け緊急ベネフィットプログラム(BEm)の再度の延長を発表した。連邦政府は緊急ベネフィットプログラム(BEm)の延長期間について明確に決定していないが、60日以上の延長の可能性が示唆されている。
この緊急ベネフィットプログラム(BEm)の延長で、COVID-19パンデミックで壊滅的な影響を受けている観光関連業、レストランやバールなどの部門に救済の手を差し伸べる。
今年4月に連邦政府は雇用維持のためのサラリーカット、時短勤務、一時的解雇による救済措置である大統領暫定令のMP935号(Crédito Extraordinário – Benefício Emergencial de Manutenção do Emprego e da Renda)を発令して、3か月間の時短勤務、2か月間の一時解雇を認めていた。
また連邦政府は、COVID-19パンデミックの終焉が不透明なために、今年7月にはさらに2か月間の一時解雇並びに更に1か月間の時短勤務の延長を認める発令を出していた。
公式には、経済省の社会保障特別事務局は緊急ベネフィットプログラム(BEm)による給付金の延長する可能性を検討しているしているとだけと説明している。