今年のGDP伸び率は9週間連続で上方修正(2020年8月31日付けヴァロール紙)

中銀の最終フォーカスレポートによると、2020年のブラジルのGDP伸び率は前回予想のマイナス5.46%からマイナス5.28%に9週間連続で上方修正された。6月末の予想はマイナス6.54%であった。また2021年のGDP伸び率は3.50%増加と14週間連続で3.50%増加に据え置かれている。

今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の1.71%から1.77%。2021年のIPCA指数は3.00%と11週間連続で据え置かれている。

的中率が最も高いトップ5の今年のIPCA指数は、前回予想の1.63%から1.64%、2021年のIPCA指数は、前回予想の2.89%から3.00%とそれぞれ上方修正されている。

トップ5の今年の政策誘導金利(Selic)は1.88%~1.75%に下方修正、2021年は2.00%の据え置かれた。また一般エコノミストの今年のSelic金利は2.00に据え置かれたが、2021年は3.00から2.88%に下方修正されている。

一般エコノミストの今年のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.20からR$5.25に微調整、2021年は前回同様にR$5.00に据え置かれた。トップ5は今年末のドルの為替はR$5.30,2021年はR$5.20にそれぞれ据え置いている。

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