販売仲介事業のスタートアップ企業Enjoei社、クーポンオンラインのcashback Méliuz社並びに不動産買取プラットフォームのHousi社は、有価証券取引委員会(CVM)に新規株式公開IPO承認を申請している
ブラジル資本のスタートアップ企業は、初めにブラジル国内での新規株式公開の公募価格設定を模索しているが、国内での資金調達で目標達成後は、海外市場での資金調達を目標にしている。
IPO申請しているこれら3社のスタートアップ企業の売上はまだまだ小規模に留まっており、中には赤字に留まっている企業もあるが、成長率が非常に高い。大半がITテクノロジーを基本とした新米企業は、初めに国内でのIPOで国内投資家から資金調達を考えている。
Méliuz社は、既に有価証券取引委員会(CVM)に新規株式公開を申請して6億5000万レアルの資金調達を目標にしている。IPOオペレーションの幹事会社はItaú BBA銀行,、BTG Pactual銀行, XP社並びにBradesco BBI銀行が請負う.
Méliuz社は2011年にミナス州で設立,ベンチャーキャピタルファンドMonashees社が出資。またEnjoei社はIPOで5億レアル~6億レアルの資金調達を目論んでいるが、公募価格は未だに決めかねている。IPOオペレーションの幹事会社はBTG Pactual銀行, Bradesco BBI銀行, J.P Morgan銀行並びにXP社が決まっている。
Housi社は不動産会社Vitaconグループが設立、今年上半期の売上は990万レアル、純益は320万レアル。一方Enjoei社の売上は3,700万レアルを記録したが、460万レアルの赤字を計上している。