ブラジル銀行、連邦貯蓄金庫並びに造幣公社は民営化対象外とボルソナロ大統領は示唆(2020年9月18日付けヴァロール紙)

私が政権を担当する2020年末まで、ブラジル銀行(BB) 、連邦貯蓄金庫(Caixa)並びに造幣公社(Casa de Moeda)を除く全ての連邦公社の民営化の可能性があると17日ジャイール・ボルソナロ大統領は強調している。

ボルソナロ大統領は、昨年下半期にエレトロブラス電力公社民営化以外にも造幣公社(Casa de Moeda)の独占化廃止の大統領暫定令にサインしており、造幣公社が独占している紙幣やコイン、パスポート発行、収入印紙の発行を民営化して、構想力の強化やコスト削減を図る。

今週のライブ放送中のインタビューで、ボルソナロ大統領は、ブラジルは3つの公立銀行を残す必要があるが、ブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫を挙げたが、社会経済開発銀行(BNDES)は挙げられなかった。

「私は既に説明したようにブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫は私の政権下では民営化しない。以前は他国が行っているように造幣公社の民営化を示唆していたが、政治的圧力ではなく、私が造幣公社の民営化しないと判断したのは、大統領の権限」とボルソナロ大統領は説明している。

「ボルソナロ大統領が民営化に積極的でない」という主張は不当であると大統領は述べた。「我々はまた、民間セクターができることは全ての権限を委譲すること理解しており、それが連邦政府の考え方」と説明している。

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