Localiza社とUnidas社合併で時価総額480億レアルの企業誕生 (2020年9月23日付けエスタード紙)

COVID-19パンデミックの影響によるレンタカー事業のダメージが薄れてきている今月23日に、Localiza社によるUnidas社の合併で売上480億レアルの企業誕生が見込まれている。

Localiza社とUnidas社の合併は、レンタカー業界にとって第2四半期末からCOVID-19パンデミック以前の需要に戻りつつあり、7月は前年同月のレベルに達してタイミングの良い時期となっている。

união社はレンタカー業界最大手のLocaliza社との合併で、非常に強力なシナジー効果が期待できるとLocaliza社のEugênio Mattar社長はテレビ会議で強調している。

「両社の合併で顧客対応の最大のオペレーションエフィシエンシー、営業部門の生産性向上並びに事業コストの削減、自動車販売増加につながる効果」をEugênio Mattar社長は指摘している。

また両社合併後の新会社の時価総額は、ブラジル国内のレンタカー業界で最大となる480億レアルに達する。今年第2四半期の過去12か月間の売上は143億レアルを記録していた。

両社合併後の新会社のレンタカーなどの所有台数は約47万台に達し、アルゼンチン、チリ、コロンビア、エクアドル、パラグアイ並びにウルグアイで事業を展開している。

両社の合併は、法務省傘下の日本の公正取引委員会に相当する経済防衛行政審議会(Cade)の承認を得なければならないが、Localiza社は76.8%、Unidas社は23.15%の株式比率の所有となる。

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