Aegea社はES州の上下水道プロジェクト落札(2020年10月20日付けヴァロール紙)

Aegea社をリーダーとするコンソーシアムは、20日に実施されたエスピリット・サント州カリアシカ市(Cariacica)並びにヴィエナ市(Viana)の官民合同プロジェクト(PPP)による上下水道事業を落札した。

6月24日に国会で承認された基本衛生法案PL 4.162/2019の新基本衛生法案(法的枠組み)の下、インフレ整備部門で最も投資の遅れている上下水道事業の初めのインフレ整備プロジェクト向け官民合同プロジェクト(PPP)によるエスピリット・サント州カリアシカ市(Cariacica)の上下水道事業の入札は、今後の市場開放にとってバロメーターになると予想されている。

インフラホールディングスのサンテンセ投資基金のコンソーシアムリーダーのAliada社は、入札公示で定めた上下水道料金の38.12%割引金額で入札、最高の割引率の提示で入札に参加している他の6つのグループを退けて落札に成功した。

既にエスピリット・サント州のヴィラ・ヴェリャ市Vila Velha 並びにセーラ市Serraで上下水道事業を請け負っているブラジル民間で最大のAegea社の官民合同プロジェクト(PPP)による入札は優位と見られていた。

Aegea社に次いで33.12%の割引率を提示して惜しくも落札できなかったAllonda Ambiental社並びにOEC社でコンソーシアムを組んだAllonda社以外にもIguá Saneamento社, Equatorial Energia社, Conasa Infraestrutura社, Contractor Engenharia社, CEJEN Engenharia社並びにRiovivo Ambiental社がコンソーシアムを組んで入札に参加していた。

カリカシカPPPプロジェクトは契約後10年間で住民の95%の城家水道サービス提供で42万3,000人の住民が上下水道完備のサービスを享受できる。現在、上下水道サービスの恩恵を受けているのは人口は僅か48.3%だけであり、PPPプロジェクト落札したはAegea社は30年間の契約期間に基本的な衛生インフラに総額5億8,000万レアルを投資、最初の5年間で1億8,000万レアルを投資しなければならない。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=47731