3日の中銀の最終フォーカスレポートによると、2020年のGDP伸び率は前回同様にマイナス4.81%に据え置かれたが、6月末の最悪予想のマイナス6.54%から大幅に上方修正されている。一方2021年のGDP伸び率は、前回予想の3.42%増加から3.34%に下方修正されている。
中銀の一般エコノミストの予想では、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の2.99%から3.02%と若干修正。2021年のIPCA指数は3.10%から3.11%に修正されている。
一方的中率が最も高いトップ5の今年のIPCA指数は、前回予想の2.91%から2.92%に微調整、2021年のIPCA指数は、前回同様に3.27%の据え置かれている。
今年の中銀のインフレの中央目標値は4.00%、今年の許容下限値の2.50%を依然として下回っている。2021年のインフレの中央目標値は3.75%、2022年は3.50%、2023年は3.25%。許容範囲は±1.50%を設定している。
一般エコノミストの今年の政策誘導金利(Selic)は前回同様2.00%、トップ5も前回同様に2.00%の据え置いている。一方一般エコノミトの2021年のSelic金利は2.75%、トップ5は2.00%とそれぞれ前回同様に据え置いている。
一般エコノミトの今年末のレアル通貨に対するドルの為替は、R$5.40からR$5.45に微調整,2021年は前回同様にR$5.20%の据え置いている。トップ5の今年末のレアル通貨に対するドルの為替は、R$5.50に据置、2021年はR$5.22からR$5.30に修正している。