中銀の最終フォーカスレポートによると、一般エコノミストは今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を前回予想の3.20%から3.25%と若干上方修正、2021年のIPCA指数も前回予想の3.17%~3.22%に上方修正している。
また的中率が最も高いトップ5の今年のIPCA指数は、前回予想の3.08%から3.14%、2021年のIPCA指数も前回予想の3.31%から3.36%とそれぞれ若干上方修正している。
今年のGDP伸び率は前回予想のマイナス4.80%からマイナス4.66%に上方修正したが、6月末のマイナス6.54%と比較すると約2.00%近く上方修正されている。2021年のGDP伸び率は前回同様3.31%増加に据え置かれている。
今年末の政策誘導金利(Selic)は、一般エコノミスト並びにトップ5共に前回同様の2.00%に据え置いている。一般エコノミストは2021年のSelic金利を前回同様の2.75%の据え置きに対して、トップ5は2.25%に据え置いている。
今年末のレアル通貨に対するドルの為替は前回予想のR$5.45からR$5.41,2021年はR$5.20に据え置いた。一方トップ5は今年末のレアル通貨に対するドルの為替は前回同様にR$5.55,2021年もR$5.24%に据え置いている。