中銀フォーカスレポートは今年のGDP伸び率をマイナス4.50%に上方修正(2020年11月30日付けヴァロール紙)

30日発表の中銀の最終フォーカスレポートによると、2020年のGDP伸び率は前回予想のマイナス4.55%からマイナス4.50%と若干の上方修正を行っている。6月末の予想のマイナス6.54%との比較では2.00%以上の上方修正を記録している。また2021年のGDP伸び率は前回予想の3.40%増加から3.45%増加に修正している。

今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を前回予想の3.45%から3.54%に上方修正、2021年のIPCA指数も前回予想の3.40%から3.47%に上方修正している。的中率が最も高いトップ5の今年のIPCA指数は前回予想の3.39%から3.51%、2021年のIPCA指数も3.31%から3.40%にそれぞれ上方修正している。

今年の中銀のインフレの中央目標値は4.00%、今年の許容下限値の2.50%を依然として下回っている。2021年のインフレの中央目標値は3.75%、2022年は3.50%、2023年は3.25%。許容範囲は±1.50%を設定している。

トップ5の今年の政策誘導金利(Selic)は前回同様2.00%、2021年は2.50%、一般エコノミストは今年の(Selic金利を2.00%、2021年のSelic金利を2.50%に据え置いている。

一般エコノミストは今年末のレアル通貨に対するドルの為替を前回予想のR$5.38からR$5.36に微調整,2021年はR$5.20%の据え置いている。一方トップ5は今年末のレアル通貨に対するドルの為替を前回同様R$5.45,2021年もR$5.22に据え置いている。

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