昨日ボルソナロ大統領は、2009年のルーラ政権の経済成長加速プログラム(PAC)の大衆住宅建設"私の家、私の暮らし Minha Casa Minha Vida"に替わる既に上院で承認されている“ブラジルシンボルカラー大衆住宅 緑と黄色の家 Casa Verde e Amarela”プログラム承認にサインした。
この“大衆住宅向け緑と黄色の家 Casa Verde e Amarela”プログラムは、低金利の住宅ローン、建設規則化の柔軟化並びに住宅リフォームの3本柱で構成されており、2024年までに160万家族の低所得層向け大衆住宅を提供する。
大衆住宅建設"私の家、私の暮らし Minha Casa Minha Vida"に替わる既に上院で承認されている“ブラジルシンボルカラー大衆住宅 緑と黄色の家 Casa Verde e Amarela”プログラムは、昨年12月8日に上院議会で暫定令MP996号で承認されていた経緯があった。
“ブラジルシンボルカラー大衆住宅 緑と黄色の家 Casa Verde e Amarela”プログラムの住宅ファイナンスは主に北部地域並びに北東部地域の低所得層向けが優先され、2024年までに160万世帯の低所得層を対象としている。
"緑と黄色の家 Casa Verde e Amarela”プログラムの家庭収入が月間4,000レアル~7,000レアルの中間所得層のグループ3の住宅ローン金利は7.16%と他のグループよりも高金利となっている。
グループ2は家庭収入が月間2,000レアル~4,000レアルの所得層が対象で、北部地域並びに北東部地域の住宅ローン金利は4.75%、その他の地域の金利は5.00%に決められている。
月間収入が2,000レアル迄の低所得層のグループ1の北部地域並びに北東部地域の住宅ローン金利は4.25%、その他の地域の金利は4.50%に決められている。