18日発表の中銀の最終フォーカスレポートによると、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を前回予想の3.34%から3.43%に上方修正、2020年のIPCA指数を前回同様3.50%に据え置いている。
的中率が最も高いトップ5の今年のIPCA指数は、前回予想の3.74%から3.40%と大幅に下方修正、2022年のIPCA指数は、前回予想の3.63%から3.50%に下方修正している。一般エコノミストは、2021年末の政策誘導金利(Selic)を前回予想の3.25%、2022年末のSelic金利も前回同様に4.75%に据え置いている。
一方トップ5は2021年末の政策誘導金利(Selic)は、前回予想の2.88%から3.50%を大幅に上方修正、2022年末の政策誘導金利(Selic)も前期予想の4.00%から5.00%と1.00%引き上げている。
今年のブラジルのGDP伸び率は、前回予想の3.41%から3.45%に上方修正した一方で、2022年のGDP伸び率は、前回同様2.50%に据え置いている。
2020年のGDP伸び率は、前回予想のマイナス4.37%からマイナス4.35%に若干上方修正。一般エコノミストは今年末のレアル通貨に対するドルの為替は、前回同様R$5.00に据え置いたが、トップ5も前回同様R$5.05に据え置いている。
一般エコノミストは、2022年末のドルの為替は前回同様R$4.90%に据え置いたが、トップ5はR$4.93からR$4.95%と若干調整している。