ブラジルのスザノ製紙が中国、北米並びにヨーロッパの顧客に対して、パルプ価格の値上げを通達したとスイスクレジット銀行は発表している。
中国のパルプ引渡し価格は、2月1日家ら1トン当たり50ドル値上げの580ドルを発表したが、同社では今年初めから30ドル値上げの530ドルから1ヶ月後に再度50ドルの値上げを敢行する。
またスザノ製紙は、今年初めから東南アジア地域並びに中近東地域の顧客向けパルプの価格を1トン当たり600ドルに引き上げていた経緯があった。
また今年2月1日から北米並びにヨーロッパの顧客向け1トン当たりのパルプ価格はそれぞれ70ドル引き上げるが、ヨーロッパ向け顧客のパルプ価格は820ドル、北米は1040ドルに引き上げられる。
スザノ製紙は、昨年12月に今年1月からのヨーロッパ向けパルプの引渡し価格を750ドル、北米向けパルプの引渡し価格を970ドルに引き上げていた経緯があった。