ブラジル履物工業会(ABICALÇADOS)の発表によると、2021年1月の履物輸出量は前月比5.0%増加の973万促、輸出金額は2.1%増加の6,093万ドルで2020年4月以降では最高を記録している。しかし今年1月の履物輸出量は、COVID-19パンデミック発生以前の前年同月比ではマイナス22.2%、輸出金額はマイナス33.2%とそれぞれ大幅に落ち込んでいる。
今年の履物の国内販売並びに履物生産は、COVID-19対応のワクチン接種の拡大に伴って前年比それぞれ14.0%の大幅増加をブラジル履物工業会(ABICALÇADOS)のHaroldo Ferreira会長は予想している。
今年1月の履物輸入量は中国並びにヴェトナムが牽引して前年同月比マイナス28.0%、前月比では43.8%増加の198万促、輸出金額はマイナス47.0%の2,180万ドルを記録している。
ブラジルの薫物輸出先トップは米国向けで前年同月比マイナス18.8%の95万促、輸出金額はマイナス30.8%の133万6,000ドルに留まっている。