教育系スタートアップ企業「Descomplica」はソフトバンクなどから8,400万ドルの資金調達(2021年2月18日付けヴァロール紙)

2020年創設のブラジル最大手の教育系スタートアップ企業Descomplica社は、ソフトバンクやInvus Opportunitiesファンドから総額8400万ドルに相当する4億5,000万レアルの資金調達に成功した。

Descomplica社への8,400万ドルの中にはソフトバンク以外にもDiniz一族のPenínsulaファンドやFacebookのChan Zuckerberg女史、U2ギタリストのザ・エッジ氏なども投資に参加している。

Descomplica社が調達した8,400万ドルは、テクノロジー部門や昨年設立され、1,200人の大学生や3万人の大学院生を擁するDescomplica大学に投資される。年内に10万人の大学院生を擁する大学への拡大を目指して、積極的に投資を行うとDescomplica社創設者で大株主のMarco Fisbhen CEOは説明している。 

今回の8,400万ドルのDescomplica社へのEdTechスタートアップ投資は、ラテンアメリカで最大の投資を記録、Descomplica社への大型投資は今回が3回目であり、前回の投資では3,000万ドルを調達していた。

Descomplica社は、通常の教室型予備校をオンライン化にした大学受験生を対象とした映像授業サービス会社であり、数十万単位の有料会員を擁しているブラジル酷なで最大級のEdTechスタートアップ企業に成長している。

Descomplica社は、インターネットで「選択した曜日・時間にライブ授業配信」「講師による質問対応」「録画後のライブ授業再生」などの教育サービス内容をスローガンしている。

 

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