最終フォーカスレポートは今年のインフレ指数を3.87%に上方修正(2021年3月1日付けヴァロール紙)

1日発表の中銀の最終フォーカスレポートは、2021年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を、前回予想の3.82%から3.87%に上方修正、2022年のIPCA指数も3.49%から3.50%に微調整している。

的中率が最も高いトップの今年のIPCA指数は、前回予想の4.00%から4.04%に上方修正したが、2022年のIPCA指数は前回同様3.50%に据え置いている。

今年末の政策導入金利(Selic)は前回同様4.00%、2022年のSelic金利も前回同様5.00%に据え置いた。中銀は、今年のIPCA指数の中央目標値は3.75%、2022年は3.50%、2023年は3.25%にそれぞれ設定、またIPCA指数の許容範囲は±1.50%に設定している。

トップ5の今年のSelic金利は、前回予想の4.00%から4.13%、2022年のSelic金利は、前回同様5.50%に据え置いている。一般エコノミストの今年のGDP伸び率は前回同様3.29%、2022年のGDP伸び率は、前回同様2.50%に据え置いている。

今年末のレアル通貨に対するドルの為替は、前回予想のR$5.05からR$5.10、2022年のドルの為替は、前回予想のR$5.00からR$5.03それぞれ更なるドル高予想となっている。

 

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