小売販売大手マガジン・ルイザ社の昨年第4四半期の売上は、57.6%増加で100億レアル突破(2021年3月9日付けヴァロール紙)

小売販売大手マガジン・ルイザ社の2020年第4四半期の売上は、オンライン販売やサービス部門が牽引して57.6%増加で100億6,000万レアルを記録している。

また昨年第4四半期の純益は売上増加並びにクレジット部門の拡大が追い風となって30.6%増加の2億1,950万レアルを記録している。

マガジン・ルイザ社の第4四半期のファイナンスコストは、金利の低下並びに資本構成の改善の影響で37.0%減少の1億1,800万レアルに留まった。

マガジン・ルイザ社の昨年第4四半期の貸借対照表では、オペレーションコストの増加に留まらず、販売コストは47.6%増加、アドミニストレーションコストなどの42.4%増加している。

マガジン・ルイザ社では2021年のターゲットとしてスーパーマーケット分野とデリバリー分野に集約、同社はレストラン宅配業務のAiQFome社を買収、ロディスティック部門の強化を図る。

同社は1,300店舗をマーケットプレイステナントの物流サポートポイントに転換、物流センター拠点並びに物流センターに入庫した商品をすぐに配送先の小売店別に加工・仕分けをして出庫していくクロスドッキングの数を増やし、このインフラストラクチャを自動化するために、今年のロディスティック部門への投資を大幅に加速すると説明している。

同社のマーケットプレイスの324拠点からの製品の撤退、トータルで1,300拠点から撤退。マガジン・ルイザ社では、注文から24時間以内の製品配達の比率は既に45%に達しているが、2019年には僅か5%であった。

 

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=48214