ブラジル鉄鋼協会(IABr)の発表によると、2021年2月の鉄鋼製品消費量は、前月比24.5%の二桁増加の210万トン、今年初め2か月間の累計消費量は、前年同期比24.7%増加の430万トンを記録している。
今年2月のブラジル国内の粗鋼製品販売は、前年同月比20.9%増加の190万トン、今年初め2か月間のブラジル国内の累計消費量は、前年同期比22.9%増加の380万トンを記録している。
今年2月の粗鋼生産は、前年同月比3.8%増加の280万トン、今年初め2か月間の累積粗鋼生産量は、前年同期比7.3%増加の580万トンに達している。
今年2月の粗鋼製品輸出は2.1%増加の76万6,000トン、粗鋼製品の輸出金額は、35.5%増加の5億2,200万ドルに達している。また今年初め2か月間の累積粗鋼製品の輸出量は、マイナス30.2%の130万トン、輸出金額は、マイナス8.5%の8億3,600万ドルに留まった。
今年2月の粗鋼製品輸入は、前年同月比123.5%増加の33万4,000トン、輸入金額は、81.2%増加の2億9,300万ドルとそれぞれ輸入量並びに輸入金額の大幅増加を記録している。
今年初め2か月間の累積粗鋼製品の輸入量は、前年同月比74.4%増加の6億5,800万ドル、輸入金額は、48.9%増加の5億8,100万ドルととそれぞれ輸入量並びに輸入金額の大幅増加を記録しているとブラジル鉄鋼協会(IABr)のMarco Polo de Mello Lopes会長は説明している。