今年3月のインフレ指数は同月としては過去6年で最高の0.93%(2021年4月9日付けIBGEサイトから抜粋)

中央銀行がインフレターゲットの指標として採用する物価指数である20201年3月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、0.93%と前月よりも0.07%上昇、3月のIPCA指数としては2015年3月に記録した1.32%以降最も高いインフレ指数を示している。

また今年1月~3月の累計IPCA指数は2.05%、3月の過去12か月間の累計では、6.10%と前月の5.20%よりも0.90%上昇。昨年3月のIPCA指数は僅か0.07%であった。

今年3月の部門別のIPCA指数調査では、9部門のうち6部門で増加を記録、特に輸送部門のIPCA指数は3.81%増加、IPCA指数へのインパクト指数は0.77ポイントを記録している。

また輸送部門に次いで住居部門のIPCA指数は0.81%、インパクト指数は0.12ポイント、食品・飲料部門は0.13%、インパクト指数は0.03ポイントであった。前期同様に家庭用品は0.69%、0.03ポイント、衣類部門は0.29%、0.01ポイント、個人経費部門は0.04%、0.00ポイントを記録。

一方今年3月の教育部門のIPCA指数はマイナス0.52%と2月の2.48%から一転してマイナスに転じている。インパクト指数はマイナス0.03ポイント、前期同様に通信部門はマイナス0.07%、0.00ポイント、健康・パーソナルケアはマイナス0.02%、0.00ポイントを記録している。

 

 

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