ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)の発表によると、2021年3月のマナウスフリーゾーンの二輪車生産は、前年同月比22.1%増加の12万5,500台、前月比では116.4%増加、COVID-19パンデミック前の昨年2月迄の月間平均生産台数は10万台で推移していた。
昨年11月並びに12月の二輪車生産は、正常時の操業に復帰したにも拘らず、今年1月及び2月上半期はCOVID-19パンデミック拡大で、マナウスフィル-ゾーンは最悪の状態に陥っていたとブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)のMarcos Fermanian会長は説明している。
今年第1四半期の二輪車生産は、新型コロナウイルス感染の第2波が深刻化して医療体制が事実上崩壊の影響で、前年同期比マイナス20.3%の23万7,200台の生産縮小を余儀なくされていた。
今年3月の二輪車の登録台数は、前年同月比マイナス17.4%の6万2,262台、前月比では8.5%増加、今年第1四半期では、今年初めのCOVID-19パンデミック拡大による操業停止の影響で、前年同期比マイナス16.8%の20万5,400台に留まっている。
今年第1四半期の二輪車輸出は、付加価値の高い二輪車輸出が牽引して、前年同期比92.9%増加の1万3,165台、3月の二輪車輸出は、前年同月比132.1%増加の6,355台、前月比では116.5%増加を記録している。