KPMG社主催の投資パートナーシッププログラムセミナーは、2021年4月28日午後3時から4時過ぎまで経済省PPI局のMartha Seillier特別長官を講師に開催、進行役はKPMG政府関係担当リーダーのマウリシオ・エンドウ氏(Mauricio Endo)が担当した。
初めにMartha Seillier特別長官は、PPIのハブ効果の機能、ブラジルの経済成長加速するために不可欠な年金・恩給改革、行政改革、税制改革並びにインフレ整備。民営化に関する法案、入札実施プロジェクト件数及びボーナス総額、2019年のPPIの39件入札、2020年は29件の入札実施、2021年は既に30件実施、COVID-19パンデミックのPPI入札への影響、実施予定の港湾、空港、石油・天然ガス、道路、上下水道、5G並びに電力エネルギ―関連入札、郵便公社を含む今後入札予定の公社リスト及びスケジュールなどについて説明した。
質疑応答では、KPMGのSoraya Valliloマネージングディレクター並びに同インフラ投資部門のEduardo Redesリーダーパートナーが、COVID-19パンデミックによる入札スケジュール変更、レアル高の為替及びリスク、過去最低並みの低金利、比類ないブラジルのインフラ部門への投資チャンス、入札規則、今後継続するインフラ部門入札などが挙げられた。