Rio Alto Energia社のIPO中断に次いで、IPO中断要請が数珠繋ぎ(2021年5月6日付けヴァロール紙)

Rio Alto Energia Renováveis社は、有価証券取引委員会(CVM)にサンパウロ証券取引所(B3)での新規株式公開(IP0)を申請していたが、先週同社は新規株式公開の中断を要請、しかし昨日正式に新規株式公開のキャンセルを発表した。

Rio Alto Energia Renováveis社による正式な新規株式公開の中止を含めて、今年初めからのIPOキャンセル件数は33件に達し、昨年1年間のIPOキャンセル件数25件を既に上回っている。またInfracommerce社もIPOをキャンセルしている。

有価証券取引委員会(CVM)にサンパウロ証券取引所(B3)での新規株式公開(IP0)を申請していたにも関わらず、IPOを一時的中断を要請している非上場企業は15社に達しているが、最大60日間でIPOの実施の有無を決定しなければならない。

現在有価証券取引委員会(CVM)に新規株式公開を一時的中断を要請している非上場企業は、Método Engenharia社, Iguá Saneamento社, Cortel社, Guararapes Painéis社, LG Informática社, Hospital Care Caledonia社, Nadir Figueiredo社, Três Tentos Agroindustrial社, Entalpia  Participações社, Livetech社, Kora Saúde社, Bionexo社, Ubook Editora社, BR Partners社並びにFS社となっている。

有価証券取引委員会(CVM)から新規株式公開で既に承認されて、来週中に公募価格決定を予定しているのは、Athena Saúde社、Dotz社並びにGetNinjas社となっている。

 

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