今年4月の経済活動指数(IBC-Br)は、前月比0.44%増加(2021年6月14日付けエスタード紙)

2021年4月のGDP伸び率の先行指標となる中銀発表の経済活動指数(IBC-Br)は、COVID-19パンデミックの第2波で国内経済が停滞を余儀なくされた影響で、3月の前月比マイナス1.61%から一転して0.44%増加を記録している。

今年3月のIBC-Br指数の前月比マイナス1.59%は、COVID-19パンデミックの第二次感染拡大の影響を受けて、昨年4月以降では初めてマイナスを記録していた。

今年3月のIBC-Br指数は、139.04ポイントから4月は139.65ポイントに上昇。ブロードキャストプロジェクションの調査では、今年4月のIBC-Br指数の平均予想は1.20%増加、最低予想は0.20%増加、最高予想は2.20%増加であった。

今年初め4か月間の経済活動指数(IBC-Br)は、4.77%増加を記録している。また今年4月の過去12か月間の累計経済活動指数(IBC-Br)は、マイナス1.20%を記録している。

今月15日及び16日に開催される中銀の通貨政策委員会では、現在のSelic金利3.50%を0.75%引上げて4.25%の予想を大半の金融市場関係者が見込んでいる。

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