今年初め4か月間の保険部門販売は、年間換算で二桁台の増加率を記録、更に5月の保険販売は、更に増加傾向を示しているとブラジル保険連合(CNseg)のMarcio Coriolano会長は指摘している。
COVID-19パンデミックによる死亡者が50万人に達するのを目前にして、一般ブラジル人は、死亡リスクの上昇に伴って生命保険加入を真剣に考慮し始めている。
COVID-19感染が引き金となった死亡率が全体の14.0%まで上昇してきた影響を受けて、今年初め4か月間の生命保険の加入は、前年同期比16.8%と大幅な増加を記録している。
今年4月の家族年金貯蓄プランVGBL販売は、前年同月比98.6%と約2倍の増加率を記録しており、COVID-19パンデミックは、ブラジル人の生命保険に対する姿勢に変化をきたしてきている。