コンサルタント部会(吉田幸司部会長)のオンライン懇談会は、2021年6月22日午前11時から正午過ぎまで15人が参加して開催、初めに吉田部会長は、4年半のブラジル勤務を終えて今月末に帰国、後任の天野氏を紹介。また新部会長として笹澤氏を(EY)紹介、その後参加者がそれぞれ自己紹介を行った。
年2回開催されていた業種別部会長シンポジウムがコロナ禍の影響で開催できなくなり、8月から9月に掛けて予定されている各部会が30分程度のシンポ・フォーラム形式での発表資料作成で、参加者は多岐に亘って意見交換した。
COVID-19パンデミックによる外資系企業によるブラジルへの投資の影響、ブラジルのスタートアアップ企業と日系企業とのタイアップ、日系企業の投資動向、半導体の供給不足による多分野の産業への影響、煩雑な税制及び節税対策、ブラジルIT企業の日本上陸の可能性、オンライン関連ビジネスチャンス、COVID-19対応の日本の最先端医療機器の輸出、危機時のブラジル大企業の積極的な事業展開、IT技術者への日本語教育育成、建国200年の記念事業、セラード開発同様の国家プロジェクト再開の可能性などが挙げられた。
参加者は吉田部会長(KPMG)、笹澤新部会長(EY)、今井氏(VMPG)、安岡氏(デロイト)、佐藤氏(Global Link)、江口氏(JICA)、天野氏(KPMG)、松平氏(ジェトロ)、古木氏(ジェトロ)、三上氏(KPMG)、山下氏(ヤコン)、中野副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、日下野総務担当、大角編集担当。