連邦政府は外債発行で22億5,000万ドル調達(2021年6月29日付けエスタード紙)

国庫庁は償還期間が2031年9月12日のドル建ての外債Global 2031を15億ドル発行、金利クーポンは年利3.750%、利払いは毎年3月12日と9月12日となっている。

外債Global 2031は額面の98.948%で発行、投資家に対する利払いは3.875%となり、米国トレジャリーを上回る240.2ベーシスポイントのスプレッドに相当する。

昨年12月のグローバル債2030の再発行は、それまでの10年建て物の外国債発行の基準であり、投資家に対して年間3.450%の利回りを確保してた。

また国庫庁はグローバル債2050の発行で7億5000万ドルを調達、償還期間は2050年1月14日、年利は4.750%、利払いは毎年1月14日並びに7月14日、投資家のグローバル債2050の需要は40億ドルに達していた。

外債Global 2050は額面の97.333%で発行、投資家に対する利払いは4.925%となり、米国トレジャリーを上回る282.5ベーシスポイントのスプレッドに相当する。

昨年12月のグローバル債2050は今回と同じ外債の初めての再発行であるが、COVID-19パンデミックの影響を引きずっていたために、投資家に対して年間4.50%の利回りを確保していた。

今回のグローバル債2030並びにグローバル債2050の発行の幹事会社はBradesco BBI社, Goldman Sachs並びにHSBC銀行で7月7日で締め切られる予定となっている。

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