今年5月のサービス部門生産量は前月比1.2%増加して、COVID-19パンデミック前の水準を上回った。(2021年7月13日付けエスタード紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間サービス生産量調査(PMS)の発表によると、2021年5月のサービス部門生産量(生産性指標)は前月比1.2%増加、COVID-19パンデミック前の水準を上回った。また今年4月のサービス部門生産量は0.7%増加から1.3%増加に上方修正されている。

今年5月のサービス部門生産量の前月比1.2%増加で、COVID-19パンデミック前の昨年2月の水準を0.2%上回っている。また4月並びに5月の2ヶ月連続での増加で、今年初め5か月間のサービス部門の累積生産量は前年同期比2.5%増加した。

しかしCOVID-19パンデミックの再活性化対応による連邦政府や地方自治体による外出自粛や必需品以外の生産販売自粛要請の影響による今年3月のマイナス3.4%をカバーするには至っていないが、大半のサービス部門でプラスに転じて回復傾向を示している。
今年5月のサービス部門生産量のセクター別調査では、調査対象の5セクターのうち3セクターでプラスを記録、輸送・輸送補助サービス・郵便サービスセクターは3.7%増加を記録している。

今年5月のサービス部門生産量は1.2%増加、前年同月比23.0%増加、今年初め5か月間は7.3%増加、5月の過去12か月間のサービス部門生産量はマイナス2.2%を記録している。

前期同様に一般家庭向けサービスセクターは17.9%増加、76.8%増加、マイナス5.4%、マイナス27.9%、情報・通信サービスセクターはマイナス1.0%、14.2%増加、7.4%増加、2.4%増加を記録している。

また教育・研究機関などの公共サービスセクターは1.0%増加、15.9%増加、3.3%増加、マイナス6.7%、輸送・輸送補助サービス・郵便サービスセクターは3.7%増加、32.5%増加、12.3%増加、0.1%増加を記録している。

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