15日に実施されたサンパウロ州内のリージョナルエアポートの民営化入札の平均プレミアムは、最低入札価格の11.0%に留まり、落札総額は2,200万レアル、30年間のコンセッション期間の投資総額は4億4,700万レアル、コンセッションの初期4年間の投資契約総額は、1億3,700万レアルが義務付けされている。
Socicam社をリーダーとするAeroportos Paulistaコンソーシアムは、リージョナルエアポート民営化入札の北東部ブロック入札では、唯一のコンソーシアムとして入札に参加した。
北東部ブロックはSão José do Rio Preto空港, Presidente Prudente空港, Araçatuba空港、Barretos空港, Assis空港, Dracena空港, Votuporanga空港, Penápolis空港, Tupã空港, Andradina空港並びにPresidente Epitácio空港で構成されている。
コンソーシアムVoa NW並びにVoa SEが11.5%のプレミアムに相当する1,470万レアルで落札した南東部ブロックは、Ribeirão Preto空港, Bauru-Arealva空港, Marília空港, Araraquara空港, São Carlos空港, Sorocaba空港, Franca空港, Guaratinguetá空港, Avaré-Arandu空港, Registro空港並びにSão Manuel空港で構成されている。
サンパウロ州内のリージョナルエアポートの民営化入札の平均プレミアムは最低入札価格の11.0%、落札総額は2,200万レアルに留まったにも関わらず、入札に参加したコンソーシアムは、サンパウロ州政府への信頼と経済回復に投資して入札は成功を収めたとサンパウロ州政府のRodrigo Garcia副知事は強調している。
今回のリージョナルエアポートの入札で、州政府管轄の空港はなくなり、全て民間コンソーシアムが今後30年間に亘って投資を継続する。サンパウロ州政府にとって年間平均7,000万レアルの支出削減に繋がるために、サンパウロ州政府は余剰金を衛生保健、教育並びに公共治安部門への強化が可能となる。