7月のリテール業界企業経営者の景況感指数(ICEC)は、前月比11.7%急増(2021年7月15日付けエスタード)

全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)のリテール業界の企業経営者対象の景況感調査によると、2020年7月の企業経営者の景況感指数(ICEC)は、前月比11.7%急増の107.8ポイントを記録、3月以来初めて悲観指数及び楽観指数の分岐点となる100ポイントを突破している。

7月のリテール業界企業経営者の景況感指数(ICEC)の前月比11.7%急増の107.8ポイントは、6月の12.2%急増に続く上昇を記録して昨年12月~今年5月迄の6か月間連続のマイナスから反転している。また今年7月のリテール業界企業経営者の景況感指数(ICEC)は、前年同月比では55.6%と大幅な景況感回復を記録している。

全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)では、ブラジル国民に対するCOVID-19対応のワクチン接種拡大に伴って、今年下半期のリテール業界の売上環境改善に繋がると見込んでいる。

また連邦政府による小零細企業向け融資制度である国家零細・小規模企業支援プログラム(Pronampe)の支援向け新規クレジットプログラムも売上増加に繋がると見込んでいる。

今年6月から7月にかけての2か月間でリテール業界企業経営者の景況感指数(ICEC)は、累計で29.2%と大幅に改善しているが、今後数か月間の景況感見込み指数は5.6%増加、投資見込み指数は8.5%増加が予想されている。

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