GM社は二交代制勤務再開(2021年9月21日付エスタード紙)

GM社の南大河州グラヴァタイ自動車工場は、半導体の供給不足で5か月間の操業停止を余儀なくされていた。またサンパウロ州サン・カエタノ・ド・スル工場も2か月間の操業停止後、生産再開を開始したと南米及びブラジルGM社のSantiago Chamorro新社長は説明している。

今月20日にサンパウロ州サン・カエタノ・ド・スル工場では、通常の二交代制勤務で自動車生産を再開、南大河州グラヴァタイ自動車工場は、10月4日から二交代制勤務体制に戻るが、半導体不足で生産中止を余儀なくされていた生産台数の挽回を図る。

8月31日に社長に就任して依然として米国に滞在しているSantiago Chamorro新社長は、22日にべストセラーカーのOnix車の生産再開を発表している。

南大河州グラヴァタイ自動車工場ではONIX車を生産していたにも関わらず、半導体供給不足で5か月間に亘って操業停止を余儀なくされていた。

またTracker車, Spin社並びにOnix Joy車を生産していたサンパウロ州サン・カエタノ・ド・スル工場も2か月間以上に亘って生産停止を余儀なくされたが、2022年から生産開始を始める新型Montana車の製造ライン工事を行っていた。

今後2週間後からGM社の国内3カ所の自動車工場では二交代勤務体制を再開、サンパウロ州サン・ジョゼ・ドス・カンポス工場では、picape S10車並びにSUV Trailblazer車の生産を再開する。

8月中旬から南大河州並びにサンパウロ州奥地の自動車生産工場は1シフト勤務体制を再開した影響で、現在のトラックやバスを除く新車のマーケットシェアは12.0%に回復、ベストセラーカーのOnix車の生産停止を余儀なくされていた期間のマーケットシェアは、7.0%前後まで減少していた経緯があった。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=27874