9月の国庫庁の歳入総額は12%増加で、9月の月間記録更新(2021年10月26日付けヴァロール紙)

2021年9月の国庫庁のインフレ指数を考慮した実質歳入総額は、前年同月比12.87%の二桁増加の1491億200万レアルに達し、1995年初めから統計を取り始めて9月としては、過去の記録を更新している。

また今年初め9か月間の国庫庁の実質累計歳入総額は、Covid-19パンデミックの影響を受けていた前年同期比22.30%増加の1兆3490億レアルを記録している。

また今年9月のインフレ指数を考慮しない名目歳入総額は、前年同月に記録した1198億2500万レアルを24.43%上回る数字を記録している。

今年初め9か月間の歳入総額は、既に昨年同期を3230億レアル上回っており、9か月間のうち7か月間は月間記録を更新しているとJosé Tostes特別税務長官は説明している。
昨年8か月から国庫庁の歳入は、景気回復に伴う増加を記録しており、今年の歳入総額を予想を上回るとJosé Tostes特別税務長官は説明している。

今年9月の基礎的財政収支対象経費からロイヤリティ収入等の臨時歳入を除いた実質一般歳入総額は、12.45%増加の1450億⒎800万レアル、名目一般歳入総額は23.97%増加を記録している。
今年初め9か月間の実質一般歳入総額は、前年同期比21.50%増加の1兆2880億レアル、名目一般歳入総額は、30.57%増加を記録している。

9月の石油などのロイヤリティなどを含む実質臨時歳入総額は、前年同月比30.23%増加の40億2400万レアル、名目臨時歳入総額は、43.57%増加を記録している。

また今年初め9か月間の国庫庁管轄以外の各省庁の実質歳入総額は、42.18%増加の603億9400万レアルを記録、ゼツリオ・バルガス財団ブラジル経済研究所(FGV/Ibre)では、今年9月の歳入総額を12.7%増加の1488億8400万レアルを予想していた。

9月の法人税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)による歳入総額は、36.1%増加、臨時歳入総額は、20億レアルに達している。

Covid-19パンデミックの影響を緩和するための措置として採用された昨年9月のクレジット関連の金融取引税IOFの税率引き下げによる歳入減少は、23億5,000万レアルに達していた。

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