Claro社, Vivo社並びにTim社は5G入札で主要な周波数帯域を落札 (2021年11月4日付けエスタード紙)

ブラジルの第5世代移動通信システム(5G)の入札は、11月4日に実施、700 MHz, 2,3 GHz, 3,5 GHz並びに26 GHZの4種類の異なる周波数帯域のライセンスが競売にかけられた。

ブラジルの4大セルラー会社のうちブラジル通信業界から撤退したOi社を除くClaro社, Vivo社並びにTim社は5G入札で主要な周波数帯域を落札、大手3社はブラジル国内の音声およびモバイルデータ市場の98.3%を独占する。

第5世代のモバイルインターネット(5G)の供給に最適とされる3,5 Ghz の全国4ブロックのうち3ブロックをライバル企業の社, Vivo社並びにTim社が落札している。

通信大手Claro社は、3,5 Ghz帯域のB1ブロックを最低価格を5.0%上回る3億3,800万レアルで落札、Vivo社はB2ブロックを最低価格を30.69%上回る4億2,000万レアルで落札、Tim社はB3ブロックを最低価格を9.22%上回る3億5,100万レアルで落札している。

3,5 Ghzの5Gコンセッション期間は20年間、各ブロックを落札した企業は、州都向け5G通信は2022年半ばまでに通信設備を完了する必要があるが、その他の地方都市は、人口規模に従って2029年末までに完了しなければならない。

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