今年10月のサービス部門生産量は前月比マイナス1.2%(2021年12月14日付けIBGEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間サービス生産量調査(PMS)の発表によると、2021年10月のサービス部門生産量(生産性指標)は、前月比マイナス1.2%を記録している。

10月の1.2%の落込み幅は、10月としては2016年に記録したマイナス1.5%以降では最高の落込み幅を記録、また月間の落込み幅の比較では、Covid-19パンデミックの第2波開始の今年3月のマイナス3.2%に次ぐ落ち込み幅を記録している。

また今年9月のサービス部門生産量はマイナス0.7%を記録したが、今年4月~8月の5ヶ月間の累計サービス部門生産量は6.2%増加していた。また今年9月並びに10月の累計サービス部門生産量は、マイナス1.9%を記録している。

今年10月のサービス部門生産量はCovid-19パンデミック開始直前の昨年2月の水準を2.1%上回っている。

今年10月のサービス部門生産量は前月比マイナス1.2%、前年同月比7.5%増加、今年初め10か月間の累計サービス部門生産量は11.0%増加、10月の過去12か月間では8.2%増加を記録している。

今年10月のセクター別サービス部門生産量比較では、一般家庭向けサービスセクターは前月比2.7%増加、今年初め10か月間の累計生産量は17.6%増加、10月の過去12か月間の累計生産量は、6.5%増加を記録している。

前期同様、情報・通信サービスセクターは1.6%増加、9.2%増加、7.8%増加、教育・研究機関などの公共サービスセクターはマイナス1.8%、7.5%増加、4.1%増加を記録している。

また輸送・輸送補助サービス・郵便サービスセクターはマイナス0.3%、15.2%増加、11.8%増加、その他のサービスセクターはマイナス6.7%、7.0%増加、7.3%増加を記録している。

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