2021年のブラジルの履物輸出は前年比36.8%急増(2022年1月10日付けヴァロール紙)

ブラジル履物工業会(ABICALÇADOS)の発表によると、2021年のブラジルの履物輸出量は、前年比32.0%増加の1億2,360万足と大幅な増加を記録している。

また昨年の履物輸出金額は、前年比36.8%増加の9億30万ドルしたにも拘らず、Covid-19パンデミック前の2019年との比較では、輸出金額はマイナス7.4%であったが、輸出量は7.3%増加している。

2021年12月のブラジルの履物輸出量は、前年同月比38.8%増加の1,288万足、輸出金額は58.8%増加の9,464万ドルを記録している。Covid-19パンデミック前の2019年との比較では、輸出金額は17.2%増加、輸出量は24.5%増加している。

昨年の履物輸出を牽引したのは、レアル通貨に対するドル高の為替並びに米国向けが好調に推移、今年の履物輸出は、前年比5.0%以上の増加をブラジル履物工業会(ABICALÇADOS)のHaroldo Ferreira会長は予想している。

昨年のブラジルの履物輸出ランクでは米国向け履物輸出量は前年比62.7%増加の1,500万足、輸出金額は66.0%増加の2億2,857万ドルを記録している。

米国に次いでフランス向け履物輸出量は前年比3.0%微増の727万足、輸出金額は1.7%微増の6,020万ドル、ブラジル州別の履物輸出では南大河州の履物輸出は前年比38.0%増加の4億380万ドル、履物の輸出量は48.7%増加の3,275万足を記録している。

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