2022年1月の鉄鋼卸売販売は、前年同月比8.1%大幅減少(2022年2月22日付けエスタード紙)

ブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)の発表によると、2022年1月のブラジル国内の鉄鋼卸売業者による厚板、冷間、熱間圧延や亜鉛メッキ材などの鉄鋼製品販売は、前年同月比8.1%減少の29万8,500トンに留まっている。

2021年の1年間の鉄鋼卸売業者による鉄鋼製品販売は、前年比0.7%微減の359万トンであった。今年1月のブラジル国内の鉄鋼メーカーからの卸購買及び輸入鉄鋼製品は、前年同月比10.0%減少の30万2,400トンに留まっている。

昨年1年間のブラジル国内の鉄鋼メーカーからの卸購買及び輸入鉄鋼製品は、ワクチン接種拡大による国内経済の回復に伴って前年比7.6%増加の373万トンであった。

今年1月の鉄鋼卸売業者の鉄鋼製品在庫は、前月比0.5%微増の81万8,000トン、前年同月比の鉄鋼製品在庫は19.1%と大幅な在庫となっている。

今年1月の鉄鋼卸売業者の鉄鋼製品在庫81万8,000トンは、営業日数換算では2.7ヶ月と適正な在庫水準を保っている。今年2月の鉄鋼卸売業者の鉄鋼製品販売及び購買は、それぞれ5.0%増加が予想されている。また今年2月の鉄鋼製品在庫は、前月比0.5%増加の82万2,100トン、営業日数換算では2.6ヶ月が見込まれている。

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