2月の企業経営者景況感指数(ICE)は前月比マイナス0.5%(2022年2月25日のエスタード紙)

ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の調査によると、2022年2月の企業経営者の景況感を計る企業経営者景況感指数(ICE)は、前月比マイナス0.5%の91.1ポイント、昨年12月~今年2月の四半期の月間平均企業経営者景況感指数(ICE)は、マイナス1.7ポイントを記録している。

Covid-19の異変株オミクロンによる新たな感染拡大、自動車部門や機械・装置部門向けの半導体や部品供給問題、二桁台のインフレ指数や政策誘導金利の更なる引き上げ予想などの要因で、今年2月の企業経営者景況感指数(ICE)は再度減少に転じている。

今年2月の企業経営者の現状景況感指数(ISA-E) は、前月比マイナス3.2%減少の88.1ポイントを記録したにも関わらず、また企業経営者の先行き見通し景況感指数(IE-E)は、1.9%増加の93.3ポイントと楽観的な見通しとなっている。

今年2月の商業部門の企業経営者の景況感指数は、前月比2.1%増加、サービス業部門の企業経営者の景況感指数はマイナス2.0%、製造業部門はマイナス1.7%、建設業部門は0.9%増加を記録している。

今年2月の企業経営者景況感指数(ICE)調査では、調査対象の48セクターの内24セクターで増加を記録している。2月の企業経営者景況感指数(ICE)調査は、2月1日~23日迄3,841人の企業経営者を対象に行われた。

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