2022年1月の連邦政府の名目公共負債総額は、GDP比79.6%の2020年4月以降では最低水準まで減少(2022年2月25日のヴァロール紙)

ブラジル中央銀行の発表によると、2022年1月のファイナンス関連を含まない連邦政府のインフレ指数を考慮しない名目公共負債総額は、昨年12月のGDP比80.3%から79.6%に減少して、2020年4月のGDP比78.40%以降では最低水準を記録している。

今年4月の連邦政府の名目公共負債総額は、6兆9,730億レアルと昨年12月の6兆9,670億レアルよりも60億レアル増加を記録、しかしCOVID-19パンデミック危機対応の救済政策の緊急臨時支出が余儀なくされた2020年10月の名目公共負債総額のGDP比88.99%よりも大幅に減少している。

今年1月の連邦政府の純公共負債総額は、GDP比56.6%に相当する4兆9,640億レアルと昨年12月の純公共負債総額は、GDP比57.2%に相当する4兆9,660億レアルよりも20億レアル減少、2020年5月に記録したGDP比54.04%以降では最低の純公共負債総額となっている。

今年1月の連邦政府の純公共負債総額は、連邦政府、州政府、市町村並びに公社の決算データーを基に計算されるが、Petrobras石油公社並びにEletrobras電力公社、公立銀行は含まれていない。

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