最終フォーカスレポートは今年のGDP伸び率を0.30%から0.42%に上方修正(2022年3月7日付けヴァロール紙)

7日の中銀の最終フォーカスレポートによると、2022年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の5.60%から5.65%に上方修正している。

また今年のGDP伸び率は、前回予想の0.30%から0.42%と大幅な上方修正、2023年のGDP伸び率は前回同様1.50%、2024年のGDP伸び率も前回同様2.00%それぞれ据え置いている。

4日のブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、2021年のブラジルのGDP伸び率は、前年比4.6%増加を記録、Covid‐19パンデミックの影響を大幅に受けた2020年のマイナス3.9%のGDP伸び率を補う伸び率を記録、昨年第4四半期のGDP伸び率は前四半期比0.5%増加を記録している。

ヴァロールデーター社の2021年の平均GDP伸び率は4.5%、最低予想は4.3%、最高予想は4.8%、また昨年第4四半期の平均GDP伸び率は0.2%、最低予想はマイナス0.6%、最高予想は0.5%であった。

2023年のIPCA指数は3.51%、2024年は3.10%とそれぞれ前回同様に据え置いている。今年末の政策誘導金利(Selic)は12.25%に据え置いたが、2023年末のSelic金利は前回予想の8.00%から8.25%、2024年のSelic金利は、7.25%から7.38%それぞれ上方修正している。

中銀の今年の目標中央IPCA指数は3.50%、2023年は3.25%、2024年は3.00%に設定、許容範囲は±1.50%に設定している。また今年末のレアr通貨に対するドルの為替は、前回予想のR$5.50%からR$5.40%に上方修正、2023年末はR$5.31からR$5.30%と若干修正、2024年はR$5.30%に据え置いている。

的中率が高いトップ5の今年末のドルの為替は、前回予想のR$5.50からR$5.45、2023年末はR$5.29%、2024年末はR$5.30を予想、今年のIPCA指数は5.67%、2023年は3.66%、2024年は3.23%に据え置いている。

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