2022年2月の新車生産はマイナス15.8%の16万5,900台に留まる(2022年3月8日付けヴァロール紙)

全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、2022年2月の新車生産は、二桁台の大幅減少となる前年同月比マイナス15.8%の16万5,900台に留まっている。

また今年2月の新車生産の製造日数が前月比3日間減少しているにも関わらず、前月比では3.0%増加を記録した一方で、今年初め2か月間の新車生産は前年同期比マイナス21.7%を記録している。新車登録台数も二桁台減少のマイナス24.4%とそれぞれ大幅に落ち込んでいる。

今年年2月のトラックやバスを除く新車販売は、前年同月比二桁台の24.0%減少の僅か12万700台に留まった要因として、昨年から継続している世界的な自動車向け半導体や電気・電子部品などの部品供給問題対応の生産調整向け新車減産に加えて、ロシアによるウクライナへの軍事進攻拡大も加わっている。

一方今年2月の自動車輸出台数は、アルゼンチンなど南米地域向けが牽引して、前年同月比では二桁台の伸び率となる25.4%増加の4万1,400台を記録している。

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