今年1月の鉱工業部門生産は前月比マイナス2.4%(2022年3月9日付けエスタード紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の鉱工業部門生産調査(PIM)によると、2021年1月の鉱工業部門生産は前月比マイナス2.4%を記録、今年1月の過去12か月間の累計鉱工業部門生産は、前年同期比3.1%増加を記録している。

ブロードキャストプロジェクションの調査によると、今年1月の前月比の鉱工業部門生産の最低予想はマイナス2.7%、最高予想は1.1%増加、平均予想のマイナス1.8%を0.6%下回るマイナス2.4%と大幅な落込みを記録している。

今年1月の鉱工業部門生産は、前年同月比7.2%増加を記録したが、ブロードキャストプロジェクションの調査によると、今年1月の前年同月比の鉱工業部門生産の最低予想はマイナス7.8%、最高予想は0.7%増加、平均予想はマイナス6.0%であった。

今年1月の前月比の鉱工業部門生産のセクター別比較では、自動車・トラック・輸送機器セクターは17.4%増加で牽引、鉱業セクターも5.2%増加を記録している。

一方1月の鉱工業生産がマイナスを記録したのは、飲料セクターのマイナス4.5%、鉄鋼セクターマイナス2.8%、その他の化学品セクターマイナス2.2%、機械・装置セクターはマイナス2.3%を記録している。

また医薬品・医化学セクターはマイナス5.4%、金属製品セクターマイナス3.3%、情報機器・電気製品・光学機器セクターマイナス4.5%、非鉄金属製品セクターはマイナス2.4%であった。

今年1月の鉱工業部門生産は前月比マイナス2.4%、前年同月比マイナス7.2%、1月の過去12か月間の累積生産は3.1%の増加を記録している。

前期同様に今年1月の資本財セクターはマイナス5.6%、マイナス8.1%、25.5%大幅増加を記録。中間財セクターはマイナス1.9%、マイナス5.0%、2.6%増加を記録している。

消費財セクターはマイナス2.5%、マイナス12.0%、マイナス0.8%、そのうち耐久要消費財セクターはマイナス11.5%、マイナス25.8%、0.0%、非耐久消費財セクターはマイナス0.5%、マイナス8.4%、マイナス1.0%を記録している。

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