今年2月のインフレ指数は1.01%、過去12カ月間では10.54%(2022年3月11日付けエスタード紙)

2022年2月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は1.01%と1.00%を突破、1月のIPCA指数としては2015年1月に記録した1.22%に次ぐ非常に高いインフレ指数を記録している。

今年2月のIPCA指数が1.01%まで上昇した要因として、調査対象の大半の商品並びにサービス価格の上昇しており、特に教育関連製品は5.61%上昇してIPCA指数を0.31%押し上げる要因となっている。

また教育関連製品に次いで食品・飲料製品価格は1.28%上昇してIPCA指数を0.27%押し上げており、この2品目だけでIPCA指数の0.57%を占めている。

ブロードキャストプロジェクションの調査では、2月のIPCA指数の最低予想は0.85%、最高予想は1.14%、平均予想の0.94%を0.07%上回る結果となっている。

今年初め2か月間の累計IPCA指数は1.56%、また過去12カ月間の累計IPCA指数は10.54%と依然として二桁台のインフレ指数で推移している。ブロードキャストプロジェクションの調査では、2月の過去12カ月間のIPCA指数の最低予想は10.36%、最高予想は10.69%、平均予想の10.47%を0.07%上回る結果となっている。

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