ブラジル石油監督庁(ANP)の発表によると、2022年2月のペトロブラス石油公社の石油・天然ガスの1日当りの平均生産量は、前月比マイナス4.9%に相当する270万2,000バレル(boe/dia)に留まっている。
今年2月の同社の天然ガスを除いた石油の1日当りの平均生産量は、前月比マイナス5.1%に相当する208万7、000バレルに留まっている。
一方今年2月の天然ガスの生産量は、前月比マイナス4.1%に相当する9,770万立方メートルに留まり、1月に達した1億立法メートルを下回っている。
今年2月のブラジル国内のペトロブラスや外資系企業を合わせた石油・天然ガスの生産量は、前月比マイナス3.6%に相当する375万4,000バレルを記録していた。
また今年2月のブラジル国内の石油生産量はマイナス3.8%に相当する291万6,000バレル、天然ガス生産はマイナス3.0%に相当する1億3,320万立方メートルを記録している。
原油のAPI度が非常に高い軽質油で商業価値の高い岩塩層下(プレソルト) 油田の石油生産は、前月期比マイナス2.4%に相当する280万バレルでブラジル全体の75.7%を占めている。