今年2月の正規雇用は32万8,507人で前月の2倍(2022年3月28日付けエスタード紙)

就労・失業者管理センター(Caged)の統計を基にした経済省の発表によると、2022年2月の労働手帳に記載される正規雇用は、32万8,507人を記録している。今年1月の正規雇用総数の15万355人の2倍以上の正規雇用を記録している。

今年2月の32万8,507人の正規雇用の内訳は、雇用総数が201万3,143人に対して、解雇された正規労働者総数は168万4,636人を記録したが、昨年2月の正規雇用総数39万⒎463人を約7万人下回っている。

ブロードキャストプロジェクションの調査では、今年2月の正規雇用総数の最高予想は32万⒎283人、最低予想は17万人、平均予想は22万5,250人、2月の正規雇用総数は最高予想を上回っていた。しかし失業者の30%相当は、2年以上職を探している最悪の状況となっている。

今年2月の正規雇用を牽引したのはサービス部門で、21万5,421人と全体の約65%を占めている。サービス部門に次いで製造業部門の正規雇用は4万3,000人であった。

また2月の建設業部門の正規雇用は3万9,453人、農畜産部門は1万7,415人、商業部門の正規雇用は1万3,219人に留まっている

今年2月のブラジル全国の27州のうち25州で正規雇用の増加を記録、特にサンパウロ州の正規雇用総数は9万8,262人で牽引した一方で、北大河州は解雇者数が雇用数を1,451人上回った。またアラゴアス州もマイナス600人を記録している。

今年2月の新規雇用の平均給与は、1月の1,939.80レアルから1878.66レアルに減少、昨年2月の新規雇用の平均給与の1,926.36レアルヨロも50レアル減少している。

今年2月の失業保険の申請件数は、今年1月の52万9,828件から55万270件と約2万件増加、昨年2月の失業保険の申請件数の48万6,154件よりも7万件以上上回っている。

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