今年第1四半期の二輪車生産は37.8%大幅増加(2022年4月12日付ヴァロール紙)

ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)の発表によると、ブラジルの二輪車メーカー10社が集中しているマナウスフリーゾーンの20223月の二輪車生産は、前年同月比8.4%増加の136,400台を記録している。

今年3月の二輪車販売は排気量の少ない軽オートバイ需要が牽引して、前年同月比で二桁増加に近い販売増加を記録、今年第1四半期の二輪車販売は、前年同四半期比37.8%増加の32万⒎100台を記録している。

20211月から2月にかけてのマナウス市は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、酸素濃縮装置不足でカオスをきたした影響で、 二輪車生産は壊滅的な影響を受けていた経緯があった。

今年3月の二輪車の新車登録台数は、前年同月比76.7%大幅増加の11万台を記録、今年初め3か月間の二輪車登録台数は33.7%増加の274,700台を記録、排気量が160CC迄のオートバイ登録台数は全体の80%以上を占めている。

ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)の Marcos Fermanian会長は、今年第1四半期の二輪車販売は回復傾向を示しているが、2011年の年間の二輪車生産は200万台を超えていたが、今年は120万台を僅かに超えると予想している。

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