2月のサービス部門生産量(生産性指標)は、前月比マイナス0.2%を記録(2022年4月12日付ヴァロール紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間サービス生産量調査(PMS)の発表によると、20222月のサービス部門生産量(生産性指標)は、前月比マイナス0.2%を記録している。

Valor Data社の今年2月のサービス部門生産量調査によると、最高予想は1.8%増加、最低予想は0.3%増加、平均予想は0.7%と比較して、マイナス0.2%は予想を大幅に下回っている。今年1月のサービス部門生産量は前月比マイナス1.8%、今年初め2か月間の累計サービス部門生産量はマイナス2.0%を記録している。

今年2月のサービス部門生産量は、マイナス0.2%を記録しにも拘らず、COVID-19パンデミック前の20202月の水準を5.4%上回っているにも関わらず、幾つかのセクターでは依然として下回っている。

今年2月のサービス部門生産量は、前年同月比7.4%増加、過去12か月間の累計サービス部門生産量は、13.0%と二桁台の伸び率を記録している。Valor Data社の今年2月のサービス部門生産量の前年同月比調査によると、最高予想は9.4%増加、最低予想は6.1%増加、平均予想は8.5%増加であった。

今年2月のサービス部門生産量の前月比の部門別調査では、情報・通信サービス部門はマイナス1.2%、その他のサービス部門もマイナス0.9%を記録、前期同様今年初め2か月間の累積生産量はマイナス4.7%、マイナス1.3%を記録している。

一方、輸送・輸送補助サービス・郵便サービス部門は2.0%増加、教育・研究機関などの公共サービス部門は1.4%増加、一般家庭向けサービス部門は0.1%微増に留まっている。

今年2月のサービス部門のインフレ指数を考慮しない名目売上は前月比マイナス1.5%、前年同月比13.1%増加、2月の過去12か月間では17.2%増加、今年2月の27州別サービス部門生産量調査では、13州でマイナスを記録、特にサンパウロ州はマイナス0.5%、ブラジリア連邦直轄地マイナス3.4%、サンタ・カタリーナ州はマイナス2.0%であった。

一方2月のサービス部門の名目売上が増加した州としては、ミナス州は2.0%増加、リオ州0.8%増加、特にマット・グロッソ州では6.6%増加を記録している。

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