2021年のペトロブラス及びヴァーレ社の配当金支払い総額は他の上場企業226社の支払総額を突破(2022年4月12日付ヴァロール紙)

Economatica社の調査によると、2021年のペトロブラス石油公社の配当金支払い金額は7272,000万レアル並びに資源大手ヴァーレ社の配当金支払い金額は7322,000万レアルに達し、昨年配当金は過去最高を更新、2社の配当金支払い総額は1,460億レアルに達している。

一方昨年のサンパウロ証券取引所B3に上場している他の226社の配当金の支払い総額は1,452億レアルに留まって、2社の配当金支払い総額は1,460億レアルを僅かに下回っている。

2011年、2012年、2018年、2020年及び2021年のヴァーレ社の配当金支払いはB3上場企業の中でも最高の配当金を支払っており、それぞれ110億レアル~190億レアルの配当金を支払っている。

昨年のサンパウロ証券取引所B3に上場している他の226社の配当金の支払い総額1452億レアルは過去12年間で最高の配当総額を記録、昨年の226社の配当金支払い総額は前年比76.0%増加、2019年比20%増加の1,187億レアルであった。

国際コモディティ取扱いの巨大企業ぺトロブラス石油公社及びヴァーレ社以外では、 Ambev社及びItaú Unibanco社はそれぞれ4回、 Santander銀行及びBradesco銀行はそれぞれ2回リストアップされている。

昨年のペトロブラス社とヴァーレ社を除いた配当支払上位には、Ambev社、 Santander銀行並びにBradesco 銀行は99億レアル~111億レアルで3位から5位を占めていた。

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