ブラジル包装紙協会(Empapel)の月間統計速報によると、2022年3月の経済動向のバロメーターのブラジル段ボール箱指数(IBPO) は、前年同月比マイナス9.6%に相当する147.2ポイントと約二桁台の落込みを記録している。
今年3月の段ボール平板やアクセサリーなどを含めた段ボール箱派生品出荷量は33万489トンに留まって、3月としては2005年の同月以降では最大の落込みを記録している。
今年3月の1日当りの営業日数換算の平均出荷量は、前年同月比マイナス6.1%に相当する1万2,711トンを記録、今年第1四半期の段ボール箱派生品出荷量は、前年同四半期比マイナス9.8%に落ち込んでいる。
今年3月のブラジル段ボール箱指数(IBPO) は、1月及び2月のマイナスから一転して2.8%増加の144.6ポイントを記録、3月の出荷量は32万4,032トン、1日の平均出荷量はマイナス5.1%に相当する1万2,463トンとなっている。今年第1四半期の段ボール箱出荷量は前年同四半期比マイナス1.8%であった。