今年第1四半期のエンブラエル社は14機のジェット機納入(2022年4月19日付ヴァロール紙)

ヨーロッパのエアバス社、米国のボーイング社、カナダのボンバルディア・エアロスペース社についで、世界で第4位のシェアであったが、2013年にボンバルディアを追い抜き、世界3位の航空機メーカーエンブラエル社は、2022年第1四半期に14機のジェット機を納入している。
エンブラエル社が納入したジェット機の内訳は、6機の商業用ジェット機を納入、8機のエグゼクチブジェット機納入のうち、6機は小型ジェット機、2機は中型ジェット機を納入している。
エンブラエル社は今年第1四半期に14機のジェット機を納入したが、昨年同期は22機のジェット機を納入していた。しかし今年第1四半期のジェット機の受注残は、前年同期比21.8%増加の173億ドルを記録している。

納入した6機の商用ジェット機の内訳は、4機のジェット機E175及び2機の E195-E2、エグゼクチブジェット機は5機の Phenom 3002機のPraetor 600及び1機の Phenom 100となっている。

昨年のエンブラエル社はジェット機 Phenom 30056機納入、20092月に Phenom 300を市場に投入して以来年間平均 Phenom 300,50機前後納入しているベストセラージェット機となっている。
エンブラエル社は、防衛部門ではブラジル空軍と2件の契約を締結、契約したサービスおよびサポート部門ではエアピースとE195-E2およびERJ145のジェット機隊を支援するための長期サービス契約を締結している。

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