大手産業工作機械メーカーROMI社の2022年第1四半期の株主配当金支払いを考慮した純益は、前年同期比47.0%増加の303万8,800レアルを記録、昨年第1四半期の純益は、206万7,000レアルに留まっていた。
今年第1四半期のROMI社の純売上は、顧客への製造コスト上昇の価格転嫁の合意を受けて前年同期比28.2%増加の2億8,530万レアル、特に受注残高は14.1%増加の7億9,130万レアルと好調に推移している。
ROMI社の事業別の受注では、ブラジル国内市場を管轄するMáquinas Romi社及びブラジル国内の大手企業向け部品製造の鋳物関連会社、ヨーロッパやアジア市場を管轄するBurkhardt+Weber社 (BW)の業績は、昨年から堅調に回復してきている。
ROMI社の今年第1四半期のオペレーションコストは、前年同期比13.9%増加に相当する5,700万レアルを記録、税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもので、総資本に対してどの程度のキャッシュフローを産みだしたかを簡易的に示す(Ebitda) は、13.1%増加の4,000万レアルを記録している。