ペトロブラス石油公社の2022年第1四半期の石油・天然ガス・LPGなどの1日当りの石油派生品生産は、前年同期比1.4%増加の275万バレル、石油派生品輸出は6.3%増加を記録している。
今年第1四半期の1日当りの石油および液化天然ガス(LPG)の平均生産は前年同期比1.6%増加の220万バレル、前四半期比では3.7%増加を記録している。
また同期の天然ガスの生産は0.6%増加の52万6,000バレル、前四半期比では2.5%増加を記録している。同期の岩塩層下のプレソルト油田による石油生産は、ペトロブラスの石油生産の72%に相当する203万バレルを記録している。
Sépia 海盆に設置されている岩塩層下(プレソルト)油田の石油・天然ガス開発用の浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備プラットフォーム(FPSO)カリオカ及びサントス海盆の Berbigão油田及Sururu油田のプラットフォームP-68 の増産が大きく寄与している。
一方今年第1四半期のブラジル国外のペトロブラスの石油生産は13.3%減少の3万9,000バレルに留まっている。
今年第1四半期のペトロブラスの石油派生品販売は、バイア州のLandulpho Alves (Rlam)石油製油所の売却の影響で2.0%増加の170万バレルに留まっている。
今年第1四半期のペトロブラスのディーゼル燃料販売はマイナス2.1%の71万6,000バレル、前四半期比ではマイナス9.3%を記録している。
またガソリン販売は17.3%増加の40万2,000バレル、前四半期比ではマイナス13.3%、またプロパンガス販売はマイナス11.9%に相当する1万9,000バレルに留まっている。